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151日目/276日目:★飼い主から皆様へのお願い★新サイトのお知らせ

 今日は飼い主から、クリオネスタイルを読んで下さっている皆様へお知らせとお願いです。新しいサイトを作りました。このクリオネサイトは毎日200人以上の方にご覧頂いています。皆様のお力がお借りできれば、と思ってます。興味のある、出来るだけ多くの方に、見ていただきたいと思っているので。

MORALS OF LIFE~live with animals

このクリオネサイトの管理者が立ち上げたサイトとしては、多少矛盾を感じられるかもしれません。

経緯を簡単に・・・

私は約9年前から猫を飼い始め、それから普通の動物好きとして生きてきました。2年半前に愛猫が突然痙攣発作を起こしました。猫伝染性腹膜炎の発症。しかもウィルスが脳を侵したと言うドライタイプの発症でした。獣医さんに安楽死を薦められ、それでも、発作と薬のせいで食欲中枢が刺激されているとは言え、餌を食べている愛猫を見て、他の獣医さんにセカンドオピニオンを伺いました。

ラッキーな事に脳神経専門の先生で、薬で頑張ってみましょう」と言って下さり、発作のたびに夜中にする電話にも対応して頂き、3ヶ月ほどで発作も落ち着き、今も薬は続けていますし、完全に治ったとは言えませんが、元気に暮らしています。

その時に、猫の病気関係をネットで調べまくりました。猫のサイトから、驚くべき動物問題をたくさん目にしました。どれだけ多くの犬猫が保健所やセンターで殺処分されているか。捨て猫や捨て犬がたどる運命。悪徳ペットショップの実態・・・

その時は愛猫の事で頭が一杯でした。ただ、「いずれ何かしなくては」という思いがありました。

その後、ご存知のようにクリオネのくーちゃんが我が家にやってきました。サイトに全て記載したように、「何とかせめて少しでも海に近い環境で育てたい」「同じ様に飼育方法で困っている飼い主さんの役に立ちたい」という思いで友人にサイトを作ってもらい、続けています。

途中、あるきっかけで大量のクリオネを迎え入れ、貴重な産卵にまで立会い、何よりもサイトをごらん下さった方々のご協力で知識も増え、今では素人クリオネ博士としては国内では10本の指に入るのでは、と自負しています。

クリオネ達は、こんな小さなプランクトンでも、人間と同じ様に懸命に生きているという事。こんな小さなプランクトンでも、心配したり応援して下さる方がたくさん居るという事を知りました。

でも、徐々に、クリオネ達の様子毎日見ながら、20匹近くのクリオネの死を迎え、心の痛みを感じ始めました。

これが飼育しやすい淡水魚などだったら感じなかったと思います。飼育に適さないと言われるクリオネを飼う事は、罪悪感を感じることにも繋がっていたのです。ただ、クリオネを飼った事を後悔したとか、反省したとかではありません。クリオネを飼育する事は、とても大きな何かを感じる事に繋がっています。

そして先週、動物問題をネットで検索しました。愛猫の病気のサイトを無料サイトで作ったので、それを充実させる為に、と思って。

そこで、2002年に福岡で起きた、子猫虐殺ネット公開事件の事を知りました。暫く夢でうなされ、他の動物問題も調べ始めました。すると、自分があまりに無知だった事を実感する結果となりました。知らず知らずのうちに、毛皮問題などで動物虐待に加担していたのです。(クリオネの事とは思っていませんが)

現実を知ったことはとても重い事でした。でも、知る前とは何かが変わりました。

映画DEEP BLUEを見て以来感じていた「人間もくじらや、魚や、プランクトンと同じ、地球上の生物」
「人間に他の動物の命を扱う権利は無い」という事を再確認し、陳腐ですが「何か出来る事を始めよう」と思ったのです。

食料にするのは生きていく為に必要な事なので、ベジタリアンにはなろうとは思っていません。でも、無意味な殺生は無くしていきたい。

このクリオネサイトは毎日200人以上の方にご覧頂いています。皆様のお力をお借りできたら。

新しいサイト、MORALS OF LIFE~live with animalsを読んでみて下さい。ご興味がなければ、お知り合いでご興味がありそうな方に転送して頂きたいのです。

そして、サイトをお持ちの方は、趣旨が合えばぜひリンクをして頂ければと思います。

私は何の能力も力も無い人間で、一人で何かをするには限度があります。今はまだ「現実を知る」という、調べる段階ですが、徐々に行動に移して行きたいと思っています。
出来るレベルで、なので大した事は出来ませんが。

まずは「知る事」が第一歩です。

このクリオネサイトも多くの方のご協力でここまで続ける事が出来ています。ここまで発展するとは思っていませんでした。少なからず、何人かの方には何か良い影響を感じていただくことが出来たのではないかと思っています。

動物問題は、切実な問題です。動物虐待は発展すれば異常犯罪にも繋がります。処分される動物も、あなたのぺットが迷子になったときに取り返しの付かない事になる可能性もあるのです。思った以上に身近な問題です。

ただ、この問題は人それぞれ考え方や捉え方が全く違いますし、押し付けられる事ではないので、興味をもって下さる方がいれば嬉しい。という程度です。

私も本職がありますし、クリオネサイトもありますので、ストリクトになるつもりはありません。無理せずに出来る事から徐々に・・・と思っています。きっと突き詰めるには深すぎると思いますので。

愛猫がきっかけをくれ、クリオネが教えてくれて、最後にその殺された子猫が、行動する力をくれたように思います。2年かかりました。

何が出来るかはわかりませんが、もし皆様のご協力をお願いできれば嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。

 
くらぷー2とふじこちゃん。
黒ラベルとデモちゃんはやはり元気がありません・・・

明日はお休みさせていただきます。

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