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151日目/55日目:孵化は難しい

 今日は昨日撮った写真です。アンパンマン特集。ちょっと下半身がしわしわでしたが、昨日海水を替えたら少しましになりました。
  

 
段々底に居る時間が増えてきています。身体も少し小さくなりました。

元々は危篤状態だったのが元気になり、恐らく卵の父親になるまで回復したのですが・・・

卵の方ですが、とりあえずクララの分はもう駄目なのでは・・・と思います。一月以上たって何の変化も無いので。

妊婦ちゃんのほうの為に、植物プランクトンを入れてみようと思いました。使っている海水は天然なのですが殺菌処理などをしているので、生物は入っていないそうなので。その海水をお願いしているアクアリウムサービスニチアクさんに伺ってみたところ、

①黒潮深層海水の場合、光の届かない深海の海水なので、植物プランクトンが存在していない。
②島の天然海水の場合、外洋性の海水で植物プランクトンの存在が少なく、未処理の
まま使用すると、海水の腐敗や様々な微生物や細菌類による感染や食害が予想され、デリケートな幼生の飼育には向かない。
③2枚貝類の幼生は、浮遊珪藻を餌としているが、クリオネを含めた巻き貝類の幼生
は着底(変態)まで摂餌はしないのが一般的。

生の海水よりも、幼魚用のリキッドフードなどの方がいいのでは、とアドバイスを頂きました。
もしくは生きている植物プランクトンを買って、これをいつもの清潔な海水に入れたほうがいいらしいです。

いずれにしても、幼生を育てるのはかなり難しいだろうと。専門家ですら恐らく成功していないと思われますので、素人には無理な話のようです。それなりの設備も必要でしょうし。

もう少し様子を見てみようと思います。それよりもまずは大人の子達の代替餌を探す方が先決です。

週に一度くらい、ブラインシュリンプの卵の黄身だけを取り出したという物を入れてみているのですが、食べているのか居ないのか。さっぱりわかりません。

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