151日目/364日目:1周年おめでとう!!!1周年記念スペシャル
思い起こせば1年前の今日。大量のクリオネをお迎えする事になりました。何匹いるのかわからなかったのですが、里親が見つからなかったら水族館に引き取っていただく約束は取り付けてのお迎え。午前半休を取り、冷蔵庫も冷やし、海水も容器もたっぷり用意しました。
クール宅急便を開けてみてびっくり!クリオネがうようようようよ・・・正直「可愛い」どころか「気持ち悪い・・・」でした。「暫く見たくない・・・」とまで思うほど。母と姉と3人がかりでおたまでクリオネをすくい、容器にわけていく作業をして数時間。やっと入れ物に、冷蔵庫に収まったクリオネ達。
大量の排泄物処理に追われ、里親さんとの引渡しや準備に追われ、寝る間も惜しんでクリオネ達に夜な夜な「幸せな飼いクリオネになるのよ」と語りかける日々でした。皆可愛かった・・・
そして思わぬ悲劇が。
最愛の初代くーちゃんの死。立ち直れず1週間は思い出すたびに涙していました。今もくーちゃんはシルバーのブレスレットにして毎日つけています。本物はもちろん埋葬しました。
そして立ち直った頃、危篤状態から復活したクララに異変が!
自分なりに調べた結果も、専門家の方の診断も、なんと「クリオネの産卵」!それからは涙涙でクララを応援する日々。クリオネの生命力を目の当たりにし、命をかけて産卵するクララに感動しました。それによって、こんな小さな生物でも、尊厳を冒してはいけないと思うようになりました。
そして、危篤状態だったため、名前すらつけずに死んでしまって行った十数匹のクリオネのほか、名前を付けて可愛がっていたクリオネ達との別れ・・・
一番美しかった愛子ちゃんと、一番小さくて可愛かったチビちゃん。
甥っ子の為に残し、くらぷー2とそっくりのくらぷー1と、ふじこちゃん。
そして今、くらぷー2が瀕死の状態です。もう大分形が崩れていますが、かすかに動きます。
残るはデモちゃんと、黒ラベル。この1年間で12匹から2匹です。
里子に出したクリオネ達も、ほとんどが死んでしまいました。でもまだ生きている可能性もあります。
クリオネ達を見ていて、本当に生きる上での視点が変わりました。今でもまだそうなのですが、人間がどれほど驕り高ぶっているかという事も産まれて初めて感じました。
クリオネ達に感謝しつつ、残るでもちゃんと黒ラベルを応援しようと思います。