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11日目:捕食見られず

今日も元気です。定期的に下のほうで寝ていますが、わりと元気に泳いでいるようです。

といってもずっと見ている訳ではありません。冷蔵庫の中だけに、私は朝一度様子を見て、寝る前にごみ取りをしながら写真を撮って眺める程度。昼間は1,2度母に冷蔵庫をのぞいてもらっています。

昨日はいくつかのサイトにもあり、実際に食べさせていた方がいると言うお話も聞いた「活イサザアミ」が届いたので、試しに容器に入れてみました。「まず食べないでしょう」という専門家の方のお話もあったのですが、試せるものは、クリオネのストレスにならない程度には試したい。

アミエビというものらしく、SSサイズを注文したのですが、どんなものか想像がつかず、「小さいえびがうじゃこらビニールに詰まってやってくるのでは」と内心どきどきしていました。見てみるとごく小さいメダカのようなものがビニールに入った海水の中を泳いでいるだけ。「これなら大丈夫!扱える!」と自信は持てました。

ところが一匹クリオネの容器に入れてみると、水温の差のせいか、アミエビは動かなくなってしまいました。クリオネの方も全く見向きもせず。知らん顔でぱたぱた優雅に泳いでいます。

という事で、2回目の餌付け失敗。

海水を使わせていただいているアクアリウムサービス・ニチアクのY氏曰く、「一番のネックは、小さな容器で飼育しているために、給餌の際、容器の出し入れや水温の変化等で、ストレスや警戒心が強まり、拒食が通常化してしまうことです。海の生き物は、全般的にデリケートですから、いかにストレスを与えずに飼育するかが、キーポイントになります。」とアドバイスを下さいました。

確かにうちに来てまだ11日目。それまでは大きな海で泳いでいたわけです。その後長時間の移動があり、やっとこの容器に落ち着いた。まだまだストレスがあるのだろうとは推測できます。

そう思うと可愛そうですが、出来るだけストレスを軽減して良い環境にしてあげたい、と思います。餌も焦る必要はないですね。それよりもストレスを与えないように気をつけたいと思います。

また、イサザアミを注文したお店の方も、メール注文の際に「クリオネが食べるかもしれないと聞いて」と書いたところ、「こんばんは。クリオネくんが食べてくれるか心配をしております。」とメールを頂きました。ちょっと可愛いです。やはりクリオネに興味のある方は優しい方ばかりです。と再確認しました。



今日のクリオネ君

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