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15日目:クリオネは幸運を運ぶ?

今日も元気です。私の家では、この子の名前は最初「クリオネ君」でした。母が「クリちゃん」と呼ぶようになり、最近姉が「くーちゃん」と呼び始めました。「くーちゃん」で定着しそうです。安易ですが可愛いので。

昨日海外のサイトを見て感じたのですが、海外ではクリオネの写真はかなりリアルでどちらかというとグロテスク。「可愛い」というイメージとはかけ離れています。日本ではクリオネはそのコピーも「流氷の天使」「流氷の妖精」。クリオネ商品も顔のついた「らぶりー」なものがほとんど。日本人のクリオネに対するイメージは「可愛い」以外にはないでしょう。(捕食シーンを除く、ですが)

そもそもアメリカなどでは子供のアニメも日本人から見ればリアルでグロテスク。子供のようなあどけなさや、単純なラインを可愛いともてはやすのは日本独特の趣向かもしれません。

クリオネが日本でこんなに愛されているのは、まずは「羽がある=天使」「触覚がある=耳みたい」「どことなく丸っこい」「泳ぎ方がゆったりしている」などがあると思います。もしクリオネがもっとスピーディーに泳ぐ生物だったらこんなに受けないと思いますし、クリオネの仲間に、クリオネに酷似していて内臓部分がもっと目立つ生物がいるのですが、それはクリオネと似ているといってもお世辞にも「可愛い」とは言えない。

予断ですが「スーパー獣医さん」として有名な野村潤一郎さんの著書によると、哺乳類の「かわいさ」の基準は共通だそうです。動物の赤ちゃんは目が離れていて体型はまん丸。この「かわいさ」によって親の攻撃本能をスポイルしていると。赤ちゃんの「かわいさ」は無抵抗、無害、保護すべき存在、の象徴だそうです。人間は哺乳類なので、この「かわいさ」をなんとなくクリオネに感じるのかもしれません。(私は感じています)

前置きが非常に長くなりましたが、このようにクリオネは日本では「天使」「妖精」として親しまれている。(英語名は"sea angel"だそうですので、海外でも「天使」のようですが)。いろいろなクリオネのサイトを見ると、「幸運を運ぶ」というニュアンスの言葉が良く使われています。これは「天使」から繋いでいるのだと思いますが。

http://www.aquaworld-oarai.com/kikaku/kurione2004.htm
「願いを叶えるクリオネ展」

http://www.rakuten.co.jp/makeone/488249/488252/#447514
「幸運を呼ぶクリオネペンダント」実はこれとっても欲しいのです・・・

こんな感じで。これってある意味で真実かもしれません。と言うのは、私がYちゃんにクリオネ君を貰った日、私は会社でアシスタントマネージャーに昇格しました。Yちゃん自身もクリオネが来て以来、出会い運が活発になり、充実した日々を過ごしているご様子。

・・・単なる思い込みだとはわかっていますが、私とYちゃんにとっては、クリオネは幸運を運んでくれました。そんなクリオネ君なので、頑張ってお世話しています。ご恩返しに。

もう2週間がたち、私も大分お世話に慣れてきました。元気が無いときはやはり心配ですが、専門家の方がおっしゃっていたように生命力は強いのかもしれません。

なんとなく、うちのくーちゃんはここの所、顔(に見える部分)が「下ぶくれ」になってきたような気がします・・・写真を見ていると。

  
今日のクリオネ君。花と一緒に。慣れてきたのでそろそろ少し大きい容器に替えたいと思います。

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