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愛子ちゃんを埋葬しました。3分の1くらいに小さくなってしまいました。悲しいです。愛子ちゃん追憶記念日記です。
一番優雅で高貴な雰囲気を持つクリオネでした。内臓の色も綺麗、顔が丸くて触角がぴんと張って長い。羽も大きくて薄い。泳ぐ姿もいつも優雅。大きさは一センチほどでした。愛子ちゃんほど綺麗なクリオネは他に居ないと思います。
元気だったので長生きしてくれるだろうと思っていたのに、急激に弱ってしまいました。くーちゃん、アンパンマンたちと一緒に天国でミジンウキマイマイたくさん食べて、自由に泳ぎまわってほしいです。
お墓に入るのは本当に愛子ちゃんで最後であって欲しいです。残りの6匹はいつまでも元気でいてください。
くーちゃんの兄弟、クリオネーゼ友達Yちゃん宅のクリオ君です。今日遊びに行って激写してきました。Yちゃんがこのクリオ君と、もう一匹のクリオ、そしてくーちゃんの3匹を北海道から連れてきてくれたのは思い起こせば1月終わり。数日後にこの日記を始めました。
くーちゃんが亡くなってはや87日。このクリオ君は238日目です。もう8ヶ月、Yちゃん宅の冷蔵庫の中で元気に暮らしています。
とても小さかったです。うちのチビちゃん(90匹の中で一番小さい子だった)よりも小さくて、でも元気に泳いでふっくらしていました。可愛かったです。もっともっと長生きしてくれるでしょう。
写真はいまいちまく撮れませんでした。今度再チャレンジします。
なんだかくーちゃんの兄弟(と勝手に思っている)と思うと嬉しかったです。
チビちゃん。どうも羽の先から糸をたらしているようで気になります。
リキッドフードは効いているのかもしれません。というのは、私は毎日夜に一日最低一度、
排泄物処理をして写真を撮っています。その時にリキッドフードを数滴たらしているのですが、黒ラベルは最近その時は寝たきり。泳ぎません。
ところが、数時間して冷蔵庫を覗くと泳いでいるのです。朝も寝たきりの事が多いのに。
もしかしたら栄養剤的な効き目があるのかも。と思いました。
愛子ちゃんの埋葬は、名残惜しいので明日にします。
ふじこちゃんです。顔がハートで可愛いです。今日は妊婦ちゃんの卵を埋葬しました。
ずっと海水を足しながらリキッドフードを入れていたのですが、一向に変化無し。底の方に細かい埃はあるものの、動く気配なし。もう一月たっているので、今日埋葬しました。と言っても1リットル容器4つに増やしていたので、流しただけです。
クララの卵も妊婦ちゃんの卵も、孵す事が出来ませんでした。無念です。
命をかけて産んだのに。と思うと申し訳ないです。
せめて残っている子達が快適に過ごせるようにお世話するしかありません。
チビちゃんとデモちゃん。デモちゃんは触角も出てきて元通りになってきました。
愛子ちゃんは動きません。たまに下半身をかすかに動かしていますが。もう助かる見込みが無いというのがわかってしまうので、悲しいです。
何故クリオネは羽から溶けてしまうのでしょうか。
愛子ちゃんの羽が、片方半分くらいになってしまいました・・・写真の左側です。一晩でこんなに溶けてしまうなんて・・・
バランスが取れないせいか、泳げません。少し海水を替えると羽の先についていた羽が溶けた物と思われる物に気泡がつき、それが浮き袋になっているのか、泳いでいました。片方の羽を除けばいつもの優雅な愛子ちゃんのままなのに・・・何匹ものクリオネの死に立ち会った今は、溶けた羽が元通りになるとは思えません。
でも、片方でも何とか頑張って欲しいです。本気で悲しいです。
ふじこちゃんとデモちゃん。元気と思っていても愛子ちゃんのように急に、という事もありえるのかなあ、と、出来るだけ皆が泳いでいる姿を写真に残そうと思います。
くらぷー1とくらぷー2.くらぷー2は泳ぎますが、くらぷー1は泳ぎません。
黒ラベル。泳いでいますが、羽の先に排泄物の様なものがついていました。愛子ちゃんのようで心配です。
何匹がくーちゃんと同じ151日を迎えられるのでしょうか。全員で元気に迎えて欲しいです。
今日でついに100日目です!ばんざーい!と思ったら・・・これはふじこちゃん。元気に可愛く泳いでます。
愛子ちゃんがどうも泳ぎにくそう。よくよく見てみると、片方の翼足の端にまた排泄物らしきものがついている。さらによく見ると、そっちの羽が縮んでいる!ショックでした・・・羽が溶けているようです。数日前まで元気に優雅に気品溢れる姿で泳いでいたのに・・・悲しいです。本気で。でも愛子ちゃんは一生懸命泳ごうとぱたぱたしています。それがまた見ていて痛々しくて。健気です。何とか持ち直して欲しい。
デモちゃん。どんどん変形してくるように見えます。触角らしきものも今日は出ていませんでした。でも元気に泳いでます。
くらぷー1.浮かび上がりません。底で上体を上げてぱたぱたしているだけです。でも痩せた様子も羽が溶けた様子もないのです。夏ばてだといいのですが。色も綺麗です。
くらぷー2.この子はたまに泳いでいます。上の方まで。でも底にいる事が多くなりました。痩せた様子はありません。
黒ラベル。この子はずっと逆立ちですが、たまに上までゆったり泳いでます。今日の写真は触角らしきものがちょこっと見えます。
チビちゃん。可愛いのですが、今日は触角が片方引っ込んでました。ずっと見ていましたが、出てきません。何故でしょう。少しだけ痩せた様に見えます。大人になったのでしょうか。よちよち泳ぎだったのが、大分上手になりました。
7クリオネ全員集合の100日目記念スペシャルでした。
どうか皆ずーっと元気で長生きしてくれますように。
デモちゃんです。昨日お尻をスポイトで吸ってしまったので、今日弱っていたらどうしよう・・・とびくびくえしたが、変らず元気でした。ほっ。ちなみにこの子は怪我をしているようで顔が変形してます。治る気配はありませんが、でも元気なのでいいです。
今日は昨日よりは皆元気でした。でもやはりクラプー2匹は底から離れません。これって、最近涼しくなって冷蔵庫内の温度が低くなっているのも原因かも。調節はしているのですが。
クリオネ達の冷蔵庫です。専用です!10年以上前に買った小型冷蔵庫で、母がお味噌専用で使っていたのをクリオネ専用にしました。これがあったおかげで90匹のクリオネが来た時も皆に冷蔵庫に入ってお休み頂く事が出来ました。
なので、温度調節も手動です。なのでいまいち。温度低すぎるのでしょうか。
あと、黒ラベル、クラプー2匹は上の段の容器なので、少し下の段よりも温度が低いです。
愛子ちゃんです。翼足を広げた姿。先が白いのが気になります。今日も両羽の先に糸の様なものをつけて泳いでいたのですが、排泄物と言うよりは、もしかしたら羽そのもの???という感じにも見えます。一部がちぎれるというか、溶けると言うか、そんな感じに見えます。心配。
実は今日、スポイトで排泄物を除去している最中に、底で寝ていたデモちゃんをちょこっと吸ってしまいました。
以前くーちゃんもちょこっと吸ってしまった事が一度だけありましたが、うかつでした。
お尻の方ちょこっとだけなのですが、スポイトにくっついてしまったので慌ててスポイトを押して吸った海水を押し出しました。するとその水圧でデモちゃんは吹き飛ばされ、暫く気絶していましたがすぐに起きて慌てたように泳ぎだしました。
くーちゃんを吸ってしまったときと同じです。ごめんねデモちゃん・・・弱ってしまったらどうしよう・・・ちょこちょこ様子を見ていますが、今のところ普通に泳いでくれています・・・
愛子ちゃんとチビちゃん。チビちゃん、元気が無くなってきた様に見えます。
今日は全体的に元気ないです。もし皆一気に弱ってしまったら・・・と思うと、想像できません。悲しすぎて考えたくないです。頑張って欲しいです。
今日でこの子達がうちにやってきてから90日がたちました。これは黒ラベルのおしりです。
約90匹から亡くなってしまったのは約20匹。途中もともと居た天使くーちゃんの死という悲しい出来事もあり、クララ内臓飛び出し状態から奇跡の回復、そして産卵後の死。クラララも奇跡の復活をとげた直後に死。妊婦が出戻り・・・など、様々なクリオネドラマがありました。
今残ってるのは7匹、そのうちクラプー1が元気が無く、ほとんど泳ぎませんが、それ以外は皆元気のようです。
まずは何とか100日を迎え、そしてくーちゃんの151日も皆揃って迎えて欲しい。
そして寿命と言われる2,3年、元気に生きてくれたらどんなに良いでしょう。
海水を替えました。黒ラベルが泳ぎだしましたが、触角無いです。相変わらず。
海水を替えると、黒ラベルは普通のクリオネのように上のほうまで泳ぎ出しました。なんだか触角が無いので梅がゼリーに入っている夏の和菓子の様です。頭が。
そしてクラプー。海水を変えた直後。少し頭が割れかけている感じです。
どうもクラプー2匹は、元気が無いです。底から離れません。他の容器の子達は元気なのですが、クラプー2匹は海水を替えても底の方で上半身を起こすのみ。心配です。
私が6月に大量に里子に出したクリオネ達も、わかる限りで4人のクリオネーゼさんから亡くなってしまったとお知らせ頂きました。計8匹。皆さん可愛がってくれていたので嘆いていらっしゃいました。
でもそれも一部。まだまだ元気なクリオネ達もいるようです。
夏は厳しい季節と聞きますし、餌も無い中苦しいのかもしれません。でも何とか頑張って長生きして欲しいです。
何となく他にクリオネ飼育サイトが無いか探してみましたが見つかりませんでした。仲間が欲しい・・・
名無し君とデモちゃんです。今日は私は寝込みました。夏ばてでしょうか。
そして夜、ゆったりとクリオネ達を眺めていると、どうもここ数日動きが無くて心配だった黒ラベルの容器の子達が泳ぎだしました。
黒ラベルのアップです。こんな感じで触角がありません。長い時間泳いでいると微妙に出てくるのですが、毎日毎日逆立ちしているので引っ込んでいるようです。不思議な泳ぎ方をします。しかも内臓に黒い点があるのがちょっと心配です。クラプーにもあります。何なのでしょうか。
これはクビのところのひし形の突起が良く映ってます。私はこれは後姿だと信じているのですが。
横向き。これも突起が見えます。その下あたりから排泄物を出しているようです。尻尾から出ていることもあるようなのですが・・・
そしてこれは愛子ちゃん。羽の先に排泄物をつけています。この子はいつも長いのをつけているのです。羽の先に傷があってくっついてしまうのか、排泄物ではないのか。不明です。
どうしたの?チビちゃんに食べられちゃった???と思っていたら・・・
出てきました。こんな感じで徐々に。ほっ。
今日はじめてのコメントをふたつ頂きました。何気に私は寂しがりだったりするので、コメントが多いと嬉しくなります。
クリオネの飼育をご希望の方への情報提供をお願いしたらコメントを下さったのですが、私の感想は昨日のコメントに書いた通り。
クリオネを飼い始めて最初の頃は、罪悪感の様なものを感じました。人間の身勝手で生き物に不便を強いていること。でも、クリオネを飼い始めて今まで感じたことの無かった感情を覚え、生命への今までとは違う興味、地球に対する興味、生態系への興味、地球上の生命としての人間の役割・・・などなど。いろいろな事を感じました。
飼育に適さないクリオネを飼育する事も、一概に悪いとは言えない。誰かが心から何かを感じて初めて、人にその事を伝える事が出来るもので。興味本位でなく、本当に一生懸命世話をされる方であれば、有意義な事だと思うのです。
この前もテレビで、南国で熱帯魚を捕獲する為に薬物を使用しているため、サンゴが死んでしまったり、輸入した熱帯魚が突然死するなどの問題が起きているという特番をやっていました。利益を優先した結果、人間の生活の為に、という現地の人からすれば致し方ない理由で薬物を使っていると。
例えばこういう問題は、薬物の使用を取り締まるだけでなく、現地の漁師が薬物を使って熱帯魚を乱獲しなくても生活できるような代替策を考えなければいけません。このようにひとつの事を解決するには多面的な解決が必要という事で、簡単ではない為放置されている「見直すべき事」が世の中にはたくさんあります。
クリオネを飼う前だったらこういう番組を見ても興味を持たなかったかもしれない。でも今は「何か出来る事は無いか」と思う段階までは来ている。実際に動くまでには至りませんが・・・
思うだけなら誰にでもできるので、これをきっかけに何かの行動が出来れば、元をただせばクリオネのお陰、という事になると思うのです。
・・・長くなり意味不明ですが、まとめると(?)、本当に好きな人なら、飼育して、じかに生態を理解すると言うのは、決して悪い事ではないと思います。逆に良い事だと私はおもいます。